ずっとやりたかった企画に挑戦してみます。
名付けて「無駄にお洒落して描いてみた」。
わたくし既に機能性を無視して
場違いな装いをしながら作業する過程を
動画にしたシリーズを幾つか作ってます。
お洒落してゲーム実況する「無駄にお洒落してフォートナイト」とか
お洒落して草むしりする「無駄にお洒落して草むしり」などです。
このノリでお絵描きしている様子を動画にして
まとめてみようという企画です。
最初はNSA製競泳水着でやってみます。
わたくしは現在完全にデジタル描画に移行しておりまして
使用しているソフトはClip Studio
Paint
使用しているモニタがWacomのCintiq24HDという事で
Clip
Studioに装備されたタイムラプス機能と
Cintiq24のモニターに対してペンを走らせる動作を絡めた上で
着飾ったわたしを網羅させたい訳です。
という事はタイムラプス画面をメインにして
ワイプでペンとモニタとわたくしを挿入する画面レイアウトになりますが
先ずモニタを映すとどうしても画面が光に反射してしまって
画面の様子が殆ど視認できません。
その上描画威勢によってかなりモニタにわたしの顔も映ってしまう為
なるべく顔出ししたくないわたくしとしては戦々恐々です。
また、わたしの映し方にも四苦八苦しました。
ゲーム実況の時の様に映すと背中ばかり映って見栄えが悪いし
モニタ側から映すと机によって下半身は完全に映らなくなるので
上半身の顔ナシ動画というつまらない映像になってしまう。
この2つの問題をなかなか解消できず
企画としては相当昔から練っていたものの
ずっと公開できずに居ました。
試行錯誤を繰り返して今回はワイプ画面1つを
わたしの右斜め上方向に設置したカメラで捉えさせ
そのカメラ映像1つでモニタ上のペンの動きとわたしの姿を映すという
苦肉の策で決行する事になりました。
ペンさばきもわたしの姿も途切れてイマイチですが
色々やって現状コレが限界です。
被写体は手元にあったリラックマのぬいぐるみです。
90分程度でデッサンする感じで仕上げました。
素描はわたしの描画手法の根幹で
ほぼ全ての絵をこんな感じで描いてます。
これはもうわたしの手に染み込んだ癖ですね。
縦長ショート動画はコチラ↓
わたしは物凄い遅筆です。
細描が好きで細密画を得意とする為
どうしても物凄い時間を掛けて描き込みたくなるのです。
ですがこの手法は作品を量産できませんし
デジタルデータが膨大になり記憶媒体を圧迫します。
例えば24時間分の描画データは80ギカ以上になりますが
この膨大なデータを編集ソフトに持って来るのが
今のわたしのPC環境では不可能なのです。
ファイルを開く事すらできません。
因みに今回の90分のデータは10ギガ以上。
この大きさですら重くて辛い。。。
という事で現状90分描画での表現が限界ですね。
描けた絵はこんな感じ
今回は手持ちのリラックマのぬいぐるみをモチーフにして
デッサンしながら描き込んで行ったのだけど
コレは机に置いたぬいぐるみを見ながらモニターにペンを走らせれば良いので
タイムラプスを始めとしたデジタルデータ上もスッキリして
良い映像が撮れました。
しかし被写体をモニター上の画像データで見ながらデッサンする場合
この参考画像データもタイムラプスデータ等に録画されてしまう為
映像データとしてスッキリしません。
ClipStudioProと参考画像データを交互に見たり閉じたりという繰り返し作業が
煩わしくて描くテンポが気持ち良く無いという難点もあります。
録画ありきの描画環境をもっと整備しないといけないのかな。
